小川 大輔
Daisuke Ogawa
PROFILE
1982年生まれ、神奈川県出身。学業卒業後、総合人材サービス会社に就職。その後SI・人材サービス会社で営業と採用業務に従事したのち、モバイルゲーム会社で人事業務全般に従事。2015年大手IT関連企業に転職し、現在人事本部 労務部部長を務める。2023年より複業として株式会社フォレストファームのコンサルタントとして参画。得意分野は、人事・労務。
これまでの経歴について教えてください。
新卒で総合人材サービス会社に入社し、コーディネーターや求職者カウンセリング等主にtoCを担当。2社目にSI・人材サービス会社で営業と採用業務に従事、その後モバイルゲーム会社で人事業務全般に従事しました。
2015年に現在在籍する大手IT関連企業に転職し、採用業務2年、育成・組織開発業務1年、労務業務3年半の経験を経て、2022年に人事本部 労務部部長に就任しました。
そして、これまでの経験や知見を広く活かしていきたいと考え、2023年よりフォレストファームのコンサルタントとして参画させていただいております。
人材に関わる仕事に興味を持ったきっかけは?
意外と言われますが、もともと人とコミュニケーションをとることが特別得意だったわけではありません。しかし、就職活動の際に仕事をする上で人との関わりは切っても切れないものと強く感じ、であれば常に人と接する仕事に就こうと人材業界に飛び込みました。
これまでのキャリアの大半を「人材」に関わる仕事をしてきて、人間関係やこの場にいることなど全て繋がっていると感じています。近年の人手不足や働き方改革等人材に関する課題は山積していますが、避けては通れない問題だからこそやりがいを感じています。
得意分野を教えてください。
前述の通り「人材」に関する業務が専門ですが、一口に「人事・労務」と言っても業務内容は幅広いです。私の場合は、数社での勤務経験と人事領域で幅広い分野の経験があるため、各分野の関係性を考慮したアドバイスが可能です。
具体的には、人材派遣・紹介のコーディネーター、求職者のキャリアカウンセリング、新卒・中途採用、人材育成等様々な業務を経験。直近では労務部門にて勤怠管理、給与計算、安全衛生、人事制度運用、労務問題のトラブル対応等広範囲の業務を担当しております。
中でも採用業務が一番長く、新卒採用では母集団形成・採用オペレーション・面接官教育など全体を担当しリクルーター制度も導入。その経験を中途採用にスライドし、以降9年ほど中途採用を担当しました。ベンチャーから上場企業出身、職種も営業やエンジニア、デザイナー、マーケター等様々な人材の採用に携われたのは貴重な経験でした。
大切にされている考えを教えてください。
人材が重要な経営資源の一つであることには間違いありませんが、人を投資対象だと認識し価値を最大限に引き出し、中長期的な企業価値向上に繋げる「人的資本経営」という考えを大小の企業規模問わず持つことが重要だと思っています。
近年、働く人々の価値観も多様化し、仕事に求めることも様々です。企業運営と両立させるには難しさを感じる部分も多々ありますが、常に相手の気持ちを想像し寄り添えるよう心掛けています。
目標を教えてください。
現在の社会は、「個人の時代」と称されるほど、個々人の多様性と自立が重視されています。この変化に伴い、企業としての役割も大きく変わりつつあります。その中で、私の目標は、多様な背景を持つ人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できるような環境を整えることです。
人事制度に関する取り組みは、短期間で顕著な成果が得られるわけではありませんが、中長期的に計画を進めていくことで、着実な成果を実感することが可能です。フォレストファームのクライアント様でも人事評価制度導入のお手伝いをさせていただいており、手応えを感じています。
今後も、企業が直面する様々な課題に対応するためのサポートを続けていきたいと考えています。具体的には、労働市場のニーズに応じた柔軟な働き方の選択肢を提供し、それに伴う人材育成のプログラムの作成など。加えて、企業文化の改革や、働きがいのある環境作りにも注力し、すべての関係者が自身のポテンシャルを最大限に引き出していきたいと考えます。