こんにちは!
中小企業診断士/フォレストファーム取締役の小池です。
先月25日、横浜市創業支援セミナーの講師を担当しました。
このセミナーは、横浜市特定創業支援事業の一環として実施されるセミナーで、全4回の講座を受講すると、法人設立時の登録免許税が1/2に減免されるなどの特典があるものです。
創業に係るセミナーを担当するのは2014年頃からで、現在で横浜市のほか、藤沢市、大和市でも行っていて、金融機関出身ということもあって、「財務」に関するパートを担当しています。こういうこともあり、創業(主にスモールビジネス)に関する相談をお受けすることも多いので、このブログでは『創業編』の連続モノのコラムも書いていこうと思っています。
長らく創業に係る相談をお受けしてきた者として、創業を成功させる上で最も重要だと思うことは、創業時点で『お客さんがいるかどうか』ということだと思っています。
「お客さんはこれからつくる」
「店の前を通る方がお客さんになるんだ」
「やってみないと分からない」
と、お応えいただく方も多くいらっしゃいますが、
SNSのフォロアーが1000人単位でいる、前に勤めていたお店のお客さんリストが100人いる、自分に仕事を頼んでくれる決裁権者が10人いる…などの状態で起業をされているのがうまくいくスモールビジネス起業者の共通点です。(いわゆるスタートアップ型の起業は異なる部分があるかと思いますが、説明はまたにします。)
日本国内の起業マインドが高まらないことは、社会的な問題点として挙げられると思いますが、失敗する可能性をできるだけ減らしていくことも取り組むべき課題だと考えています。起業における失敗を避けるために、創業・起業・開業・独立前に、ご自身の『お客さまリスト』を作っておくことをお勧めします。
これができてからでも起業は遅くありません。
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