【第4回】「用途によってメディアを使い分ける」
フォレストファームの森です。こんにちは。
『売上拡大 コンテンツマーケティングとは』シリーズの第4回目は、「用途によってメディアを使い分ける」についてお話をしていきたいと思います。
●活用するメディアの種類
自社のコンテンツマーケティングを行っていくためのメディア媒体としては、大きくは3つのカテゴリーに分かれると思います。
1. 自社媒体
所謂、オウンドメディアといわれる「自社で保有するメディア」の総称のことです。本来はパンフレットや自社サイトすべてを指しますが、オンラインマーケティングの中では自社で運営・情報発信を行うブログのようなサイトなども含みます。
2. 他社媒体
新聞・雑誌などでは、ニュースリリースを書いて記事として取り上げてもらう無料での活用方法もありますが、ここでは、ペイドメディア(企業が広告費を支払い掲載するメディア)として取り扱います。ペイドメディアの魅力は、オウンドメディアだけでは、露出できない幅広い層へアピールできることです。認知度や関心を上げたいという場合には、効果的なメディアと言えます。
3. リッチツール(リッチメディア)
リッチツールとは、一方的・画一的に情報発信や広告掲載をするのではなく、オーディエンス(閲覧者・視聴者)の特性・反応・興味などをきめ細かく分析・活用しながら情報発信や広告掲載を行えるメディアと言えます。
リッチメディア広告では、オーディエンス(閲覧者・視聴者)の行動に関する集約指標データ(エキスパンド回数(例:バナー拡大回数)、動画再生完了回数など)を見ながら、広告キャンペーンが成功しているかを考えます。
●各メディアの特徴と使い分け
出所:ミエルカジャーナル(https://mieru-ca.com/)
(1)HPが自社の情報の倉庫の役割
自社媒体(オウンドメディア)のもっとも主となるメディアは自社HPです。HPには、ターゲット顧客にとって知りたい情報や製品・サービスの情報を文字だけではく、写真、動画、イラストなどのマルチメディアで充実させ、「情報の倉庫」を作っていきます。
ただ、それだけでは、まだ、自分の会社の存在や製品・サービスをしらないユーザが、直ちにHPにアクセスしてくれることはまれです。
そのため、広告費を支払ってペイドメディアへ出稿して露出を行うか、根気よくSEO対策を行い、検索エンジンからの流入を狙うことになります。
(2)ソーシャルメディアの特性への適応
FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアは、新しい情報から表示され、古い情報は、どんどん見えなくなってしまいますので、どうしても「新しい情報」しか接触してもらえません。タイムリーな情報発信は得意なのですが、「貯める」「再利用する」といった事には少し不向きです。
従って、効率の良い運営方法は、HPに蓄積したブログ・動画・記事・コラム・写真などの情報を少し再加工して、ソーシャルメディアなどに発信することで、効率よく、潜在顧客への露出が可能となります。
さて、次回は、ランディングページについて考えていきたいと思います。。次回もよろしくお願いします。
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