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浦川 拓也

浦川ブログ(第4号)愛される会社のつくりかた ~上手に広報する~



ブランディング、PR広報を担当している浦川です。

前回のブログでは「面白い存在」って何?をお伝えしました。面白いをビジネスに活かすって本当に難しい。でも人って面白いことが大好きです。世の中は面白いことで回っています。こないだ大学でマーケティングの授業をやったんですが、若い学生でさえ面白いに悩んでいました。一人の学生が「仕事って世の中に面白いを生み出して誰かを幸せにすることなんですね!」って涙を浮かべて語ってくれました。感動しました。僕も心の底から頑張ろうと思いました。今回は上手に広報するです。


世の中にとって

① 面白い存在になって

② 上手に広報して

③ ファンをつくる。

今回は、②の『上手に広報して』ってところの説明をさせて頂きます。

面白いや、スゴイ!、素敵な考え!などビジネスを作っていくうえで重要なことも、誰かに知ってもらわないと意味がありません。なので知られる努力が必要です。


まず、僕はいろんな仕事を「手段」と「目的」にわけて考えます。




人が共感するのは手段ではありません。必ず目的に共感します。あなたは何のためにこの仕事をしているんですか?なぜこのサービス、商品を作ったんですか?なぜこれを私に買えというんですか?そういう目的を人は、社会は知りたがっています。僕らは知りたがっていることを伝える必要があります。


図にするとこうなります。



上に行けば行くほど、共感度と抽象度が上がります。一番上まで行くと、どんな大企業も小さい会社も一緒になります。「笑顔を増やす」とか「世の中を良くする」「人を幸せにする」とかです。なのでこういう目的はあまり共感されません。僕はそれを「神様ゴト」と呼んでいます。その目的は神様にまかせましょう。一番下まで下がると、あなたの具体的な仕事になります。食事を提供する、車を作って売るとかです。これはあくまで手段なので共感されません。「だから?」と社会に言われます。いわゆる「自分ゴト」です。大事なのはその間です。僕は「みんなゴト」と呼んでいます。これを言葉にするんです。


「自分ゴト」を使って「みんなゴト」を実現して「神様ゴト」に昇華する感じです。

あなたの手段を通してどのような価値を世の中に生み出すのか?

まずはこれを言葉にしましょう。上手に広報するは、これがないと前に進めません。あなたの「みんなゴト」を社会は、人は待っています。


「みんなゴト」を言葉にして下さい。これは結構大変です。中々言葉にするって難しいです。あなたが奮い立つ言葉です。自分はこのために生きているんだ。このために存在しているんだ。このことだったら心の底から頑張れるんだ、っていう言葉です。


この言葉を作ったらチェックしてください。どういう風にチェックするかと言うと、その言葉を言った後に大声で「手伝って!」って叫べるかです。大声で叫べないとまだまだ「みんなゴト」になっていない可能性があります。


「自分ゴト」を手伝ってと大声では言えませんよね。そうやって自分でチェックしてみてください。あとは自分でチェックした後、いろんな人に言ってみてください。そうやって言葉を磨いていきましょう。その言葉が生まれたら、さあ広報、上手に伝えるの準備ができました。


今回はここまでにしておきます。言葉の力はすごいです。あなた自身を奮い立たせる、人生をかけてチャレンジできる目的をぜひ言葉にしてください。


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